선생님とは韓国語で「先生」を意味する単語です。
私も日本語教師をしていた時、塾の生徒さん達から
선생님
と呼ばれていました。
中高生の生徒さんからは쌤とも呼ばれていました。
しかし実は先生を呼ぶとき以外にも、韓国では「선생님」という呼び名を頻繁に使用します。
みなさんが先生という立場でなくても、「선생님」と呼ばれる事が結構あるんです。
どんな時に선생님と呼ばれる?
例1 区役所の職員が市民を呼ぶとき
住所変更、パスポートの更新、住民登録票の取得等で区役所や地域の洞事務所を訪れる時、区役所の職員さん達が住民と何か会話をする時に、住民の事を「선생님」と呼びます。
相手の事を「선생님」と呼ぶと、相手を尊重したとても丁寧な呼び方になります。
例2 警察官が市民に話しかける時
警察官や消防官、一般住民に話しかける時にに相手の事を「선생님」と呼びます。
例3 飲食店やサービス業で店員がお客さんを呼ぶ時
特に年配の客に対して「선생님」と呼びかけることがあります。
例4 病院や薬局で
医療スタッフが患者を呼ぶときに「선생님」と言う場合があります。特に目上の患者に対して使われることが多いです。
病院や薬局では患者の名前がわかっているのでフルネームで呼ばれる事が多いですが、
仮に相手の名前がわからない時は선생님を使うと自然です。
例5 セミナーや講習会など
セミナーや講習会などでは、講師が参加者たちを선생님と呼びます。
参加者は複数なので、をつけて선생님들と呼びます。
なぜ선생님と呼ぶのか?
韓国では敬意を込めた呼び方として선생님を頻繁に使います。
特に名前のわからない相手に対して使用されます。
「선생님」と呼べば、相手に対する丁さや敬意を表すことができます。
「선생님」はとても便利な呼び方なのです。
もちろん、人によっては선생님を使わずに、
「헐머니(おばあさん)」
할아버지(おじいさん」
학생(学生さん)」
などど呼ぶことも多いです。
선생님以外に丁寧な呼び方は?
사장님(社長)
男性に対して敬意を表す呼び方です。
韓国では本当に社長ではなくても、男性(恐らく中年以上の男性)を사장님(社長)と呼ぶことがあります。
自分が社長でなくても、呼ばれて悪い気はしませんよね。
사모님(奥様)
사장님の女性バージョンです。
日本の奥様という意味でももちろん使用されますし、名前のわからない女性(中年以上くらい)に対しても敬意を表す呼び方です。
聞こえの悪い呼び方は?
아줌아 おばさん
おばさんもいろいろな意味がありますが、見ず知らずの人に突然「아줌아」は結構失礼です。
だからといって「사모님」でもないな~という場合は
「아주머니」または「이모님」と呼びましょう。
이모とは、母親の姉妹を이모と呼びますが、親戚でなくても、母親くらいの年齢の女性に対して良く使用されます。
아줌아より、響きが良く、呼ばれた方も悪い気はしません。
님は直訳すると「様」です。님をつけると更に丁寧になります。
いいえ、아줌아も頻繁に使用されます。
特に中年の女性が自分の子供の友人と話す時は、自分の事を아줌아と言います。「이모」は使いません。
また、子供も友達のお母さんの事を「아줌아」と呼びます。
また、下宿などでは寮母の事を아줌아または、이모と呼ぶことが多いです。特に失礼な呼び方ではありません。
韓国は呼称が複雑
以上のように、韓国では、相手を呼ぶときの呼び方が、相手によって、また状況によって変わります。
初めは少し戸惑うと思いますが、慣れてくれば自然に感じられます。
儒教の国、韓国では、相手に敬意を表す事を重要と考えます。
特に年上に対する言葉遣いにはとても厳しいので、注意しましょう。
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この記事は私が書いたよ!
macchan
オーストラリアワーホリ時に韓国人の友人達の影響で韓国にはまる。 帰国後独学で韓国語を学習。諦めきれず2009年に延世大学語学堂へ語学留学。韓国の日本語学校で日本語教師として勤務経験あり。韓国人の夫と結婚し現在韓国在住15年目。